北東部・宜蘭県の冬山河親水公園で5日、子供向けフェスティバル「宜蘭国際童玩芸術節」が始まる。目玉となる巨大バルーン「スヌーピーダック」(史努比鴨)が2日、正式にお披露目された。長さ23メートル、幅19メートル、高さ18メートルに達し、夜はライトアップで会場を彩る。
オランダの芸術家フロレンティン・ホフマンさんが人気キャラクター「スヌーピー」と自身が手掛けた「ラバーダック」を合体させた作品。今年で30周年を迎える同イベントに合わせて制作した。内部にはLED(発光ダイオード)が内蔵されている。
展示、パフォーマンス、ゲーム、交流の四つを主軸にする宜蘭国際童玩芸術節。1996年に始まった。主催する同県政府によれば、ウォータースライダーや音楽に合わせて水の中で揺れる「水迷宮」、噴水などのウォーターアクティビティが楽しめる他、海外からは20以上のパフォーマンス団体がさまざまな技を披露するという。
8月17日まで。